次の日の朝

俺は今自分が通っている小学校の制服を見にまとい

外に出る

「行ってきます」

俺がそう言うと決まって俺のメイド達は

「行ってらっしゃいませ」と言う

最初この生活には疑問を持っていたがもう慣れた

俺は学校に行く途中約束の場所まで走る

そこは俺の戦闘パートナーであるサタンの家だ

サタンは虎族でいつも俺と一緒に学校に通っている

「サタン！学校ですよー！準備出来ましたか？」

大声で俺は叫ぶ

するとサタンはダルそうに家から出て来る

「面倒くさいな～」

「面倒くさいなじゃないです！もう最高学年なんですよ？いつまでもそんな事言ってないで下さい！」

「コンデンスが真面目過ぎなだけだよ…そこらの奴ら皆面倒くさいって思ってるって」

サタンがそう言って俺の横を通るとボソッと俺は呟く

「もう…コンデンスって呼ぶな……」

それを聞きつけたのかサタンは耳をピクッとさせ俺の方を向く

「あーそうだったな二年前伊豆魔に変えたんだっけ？けど良いじゃんパートナーなんだし」

グッと俺は手を握りしめ

「良くないです！俺は彼に知られたくなくて名前を変えたのにサタンが言ってたらいつかバレます！」