翌朝…
本来なら学校の準備として
制服を着たり、朝食を食べたりするのだが
俺は部屋に引きこもりまだパジャマのままだった
部屋をコンコンとノックされる
「レオ…学校行かないのか?」
火矢問の声だ…
「行かへん……もう行かん……これから先……ずっとな…」
「………………そうか」
それだけ言って火矢問は行ってしまう
違うこんな事言いたかった訳じゃ無いのに…
俺は頭をかかえ静かに泣く
お昼を過ぎると俺は黒のパーカー、半ズボンを着て
フードを深く被りそしてマスクを着けて外に出る
そしてある場所に行く誰かに連れられるように…
そこには大きな池があったお屋敷が建てるくらいの
さらにその池のすぐ横に茂みへと続く小さな道がある
俺は歩いて行く
歩いて数分経つとそこは広い草原だった
そんな草原にポツンと1つの小さなお墓がある
「何故か………ここに来ると落ち着く……神様は俺に死ねと言っているのだろうか……」
フードを取りマスクも取る


