トールが黒マントに言う

「取り引き…僕がレオさん守ったらお金…くれるんでしょ?」

黒マントは微かに笑みを浮かべ

「もちろんですよトールさん…俺は裏切ったりしませんし後々来るネイロの襲撃から守ってくれたら報酬をしっかり送りますから」

「報酬が貰えるから気にして来なかったけど…そう言えば何で自分でしないの?」

「俺は貴方と違い忙しいですからね…騎士団団長ですしっと……話し過ぎるのは良くないですね」

黒マントは背を向け最後にトールに言う

「約束必ず守って下さいよ」

そう言い残し姿を消す

「そっちこそ……」

トールが帰ろうとすると俺はその目の前に現れ

通さないようにする

「レオさん!!……どっどうしたの?地区違うよね?」

「さっきの話…………聞かせてもらったで」

トールを囲むように良喜も火矢問も立ちはだかる

「…………そ……良かったその内話そうと思ったから手間が省けて」

「何なんやあいつ!」

「安心して…あの人も僕もレオさんの味方だから…着いて来て」

トールは俺らを何処かに案内する