放課後…その時がやって来た
「トールは俺らと同じ班じゃないんやな…」
小声で俺はそう言う
リュア姉ちゃん達に許可を取って来た俺らは
トールの謎に迫るため取り敢えず後を追ってるのだが
「レオ……これじゃあ周りからはストーカーにしか見えないぞ」
火矢問がそう言い続いて良喜が
「確かに………あと家がどこにあるか分かるだけなんじゃ」
「うっうるさいな!ってトールが班から抜けたぞ!ほらほら後追うで!」
バレぬよう必死に後を追って行く
するとトールが路地裏に入って行く
「あれ?バレた??」
俺ら三人は路地裏を覗き込むと
トールは猫耳黒マントの何者かと会っていた


