急いで走って着いたのは誰もいない屋上だった。

「…なんでここに連れてきたの？」

そう言い終わる前に屋上の地面に押し倒された。

「ちょっと、何すんの…!!!!!!」

逃げようとするが力が強くびくともしない。

ここは屋上の入口の真反対だったから誰かが屋上に来てもあまり気づかれない場所で、助けを呼ぶことが出来ない。

大きな手が見えてやっぱり男なんだなと思ったが今はそれどころではない。

どうしよう…!!

そう思った瞬間､いきなりキスをされた

「…!!!!!!」