家に帰って寝転んでいると
「ブーブー」
携帯が鳴る



「誰かなぁー」
手を伸ばして画面を見る



翼からだった




「まだ俺のこと好き?」


そんなこと聞かないで欲しかった




このまま忘れられたらよかったのに


「好きだよ」
こう返した



「ブーブー」
また返信が来る


「俺、最低だよ?絶対泣くことになるよ?」


最低なのは噂で知ってる。



それでも好きな事実はかわらなかった。


「それでも好きなの」


必死に訴えた