首元で光る星

「付き合うとか考えてなかったかなぁ、

ならいいんだよ」

そういう時

「すみませーん」

お客様の呼ぶ声が聞こえた

私は慌てて、表に出る

そこには今会いたくない男が立ってた

私は睨みながら案内をした

「一名様ご案内します」

男が座ったのを確認すると

「当店のご利用はございますか?」

「いいえ」

心の中で平常心と唱えながら接客をした

「久しぶりだな、別に一般人との交際俺は

反対じゃない」

全て聞かれていた

そう思った

「明後日お前の鬼頭就任式がある、

忘れずに来い、そこで、殉葬組の発表も

あるからな、よかったな一人であの世じゃ

なくてな」

私は無視をしホールに戻った

すると、後ろから

「安田さんの、知り合い?結構嫉妬

しちゃうな」

「知り合いじゃないです」

そういい、サラダを作るために、裏に戻る

少し経つと山下さんもきた

「さっきの返事だけど」

山下さんが話してるのを遮るように

「山下さん、私の話聞いてくれますか?」

そういう時頷いてくれた

「ここで話すのはあれなので明日、

ご飯いきませんか?」

「いいよ、安田さんが話しやすいところで」

そう言われた

それからは、仕事を黙々とこなし

バイトを上がった