「ねぇー、おかぁさーん!
あたしのアイスはー?」



あたし、一ノ瀬 ミヤビは
学校帰りに買ってきたアイスを
探しているところ。


ちゃんと入れたはずなのにない…!
お風呂上がりに楽しみにしてたのに…!!!


「えー?知らないわよ
あ、そういえばさっきお父さんが
なんかのアイス食べてた気がする。」


えーーーー!!!
あたしのアイスがぁあ…!


「なんでそれミヤビの!って
言わないの?!
もー!せっかく買ってきたのに…」



怒ってるあたしを横目に
犯人のお父さんはソファーに
横になってイビキをかいている。