偽物の気持ち






那津が、私の顔色が悪いのを見て慌てて日向に助けを求めていた。


「那津…はぁ、はぁ、はぁ…」


私は過呼吸になってるのだとわかった。

周りの皆が驚いて慌てていた。

ただの過呼吸なのに。
そう思っていても私は苦しいからただので済ませられない。

気付くと誰かが先生を呼んできたらしく、私は保健室に運ばれた。

呼吸が整ったと思って落ち着いたが、少し休ませてもらった。

私はベッドを借りて横になった。

頬も痛かったので冷やさせてもらった。