ガチャ……少し離れた所にあるドアが開いた

「目覚めたか?亜依。」

私はその姿に見覚えがあった隣の席の瑠衣だった。なんで彼がここにいるのか、なんで私は手錠を掛けられているのか全く理解出来ずに混乱していると瑠衣見たこともない不敵な笑みを浮かべて


「まだわかんねぇの?放課後遊んだ帰りにお前を家に送ってる途中にかるーく腹の辺り殴って気絶させさたんだよ。」