そう連れ出され私と陽は屋上に来た。 『サンキューな、星夜』 陽は困った顔して、星夜にそう言った。 『んな湿気たツラ見せてんじゃねーよ』 苦笑した陽に星夜はデコピンをくらわせた。 『いってぇー!星夜のデコピンは相変わらず痛い!』 星夜…。 あの場から、私と陽を出してくれたんだ…。 俺様男は俺様男なりに考えてくれてるんだ…。 『お前もだ。ばーか』 「なっ!」 言い返そうとする前に私までデコピンをされた。