『アマチュアすぎて聴けなかったわ』
「何をーーー?!」
私と星夜がいがみ合ってると
尻尾を振った柴田くんが私にこう言った。
『先輩、僕にも今度フランス語、教えてくださいね!』
「うん、良いよ!」
君は本当に間の神ね!!!
『え、望架ちゃん、俺にも〜〜〜』
「やだ、二人に教えるのめんどくさいよ」
『一人も二人も変わらないって。ね??』
…その言葉、誰かに言ったような……?
ああ、真海先生にだったかな?
……自分が引き受けないわけにもいかないか。
肩を落として分かったと頷いた。
『話は戻って、確かに勉強範囲と勉強の仕方なら、俺は教えられるよ』
颯ちゃんは話を戻らせたのに、
また脱線をしてしまった。
