桃野、悩みなんでも解決します!1


『っ…確かに俺は東野を脅した』



「でも、その彼が大好きな皆見さんを使って
脅しても彼に何かメリットってあるんですか」



『ふっ…、これだから素人は…』




ムッキー!!!!


何なんだ、お前はなんにも分かってない
みたいな顔ぶり。


いや、だってそうじゃん!
東野くん大好きな沙羅ちゃんを振って
それでバスケに向き合えると思う??


あんたのほうが何もわかってねーじゃんか!


思わず、そう思ってしまった。


また、口がっ……!!


雑言失礼!!!!




『俺は贔屓をしてたつもりはない』



「え?」



『先生、』




東野くんが何かを言いかけようとすると、
伊藤先生は言った。




『東野には才能があるんだよな』




それも、さっきの笑顔とは違う
自然で優しい笑顔だ。