ハッハッハァ…
勉強ばっかで運動してないから…体力が｡
｢あの！古野 奏君知りませんか！？｣
あたしは周りの人に聞いた
｢あー古野？古野なら辞めたよ｣
｢あの、今どこにいるか…！｣
｢ちょっとごめん｣
そこに入ってきたのは奏くんと塾で
仲のよかった､高橋くん｡
｢何であんたがいるの？｣
｢奏くんに話があって｣
｢何？復縁しようって？立石さん、勝手すぎるよ｡勝手に別れて､勝手に奏の近くからいなくなって､勝手に勘違いして！
奏は立石さんと別れてからずっとずっと
立石さんのこと探してた。もう1度話がしたいって！でも、立石さんは1度も奏の前に現れようとしなかった｡
奏､家にだって行ってたんだぜ？それを知らなかった？ほんとさ、いい加減にしろよ？
どんだけ奏のこと…
どれだけ奏を苦しませたら気が済むんだよ！
なんでさら会おうとしてんだよ！
もうお前は奏を傷つけるだけの存在なんだよ！今すぐ帰れ！奏会おうとすんな。
これ以上あいつの心をきつくするな」