「ねぇ…あの子ってさ…」 「ほら、陽君と一緒にいた…」 「調子乗るなよ」 廊下を歩いていれば痛い視線が私をさす。 みんな、私のことを言っている。 なんでこう、情報網が早いんだろう。 正直足とか震えて仕方ないけど、 ここは受けて立つしかなかった。 相澤陽ってそんなに有名だったんだ。 まあ確かに有名なのはわかる気がする。 なんか目立ってる感じだし。 「あ…」 視線の先には相澤陽がいた。 あどけない笑顔でこちらを見て。