ももが言うには、あそこのカラオケでバイトしてる人のほとんどが私が通う高校の生徒なんだって

まあ、学校から徒歩で行ける距離にあるから無理もないよね


「ももさすがにこれは無理じゃない?」


私の好きな人になった人を見つけ出すって必死になっているももに連れてこられた中庭


「見つけるのよひめ!ほら!よーく思い出して探して!」


はーいなんて軽く返事してる私だって内心は凄くドキドキしてる
だってここであの人とまた再開できるかもしれないんでしょ?

そりゃあ、必死に探しますとも!