いつもの空は喋らない

あたしは当たり前が大嫌い


学校に行くのは当たり前

例えば中学生の、あたしにはぴったり

それが切羽詰まる一番の理由
初めから学校なんか興味なかった

気付いたのは中2の二学期だけど。
毎日つまらないの繰り返しにしか見えない

そのうち愛想笑いまで覚えることが出来た


恋愛にも居場所なんか欠片もない

ただ好きなことは音楽と1人の時間


1人で居ることに孤独なんか感じなかった

逆に1人は心地良かったから
誰かと一緒にいるって疲れる


あたしのほんとの本音。

自分が考える何かを
自分以外の人間なんかに理解を求めたくなかった

多分というか1mmも解る奴なんかいないと

そんな日々の中


生きてく意味など、ないに近いと思った

音楽は好きだけど大好きな歌手は
テレビの中だけに存在する人間

この世の中に居るようなリアルはない

寂しいとか泣ける話とか死んでも分からない



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