終わりのない恋


鏡ごしに見ると

私の髪の毛と真剣に向き合ってて
完全に仕事モード。


いやいや分かんないよね。
自意識過剰だったや。

年下君の営業トークに危うくグラつくとこだった。


といっても言い返せる言葉が見つからない。



「仕事、好き?」


話を変えた。

なんと言っていいか分からず、無言な空気も何となく気まずかったから。