「待って!紬!」

部活で鍛えられた洸くんの足になんかかてなくて、

結局捕まっちゃった。

「紬、彼女ってなに?」

洸くんがつむの名前呼ぶだけで苦しいよ

「きのぉ、彼女と、、で、デート、してた。洸くん彼女いた、洸くんのこと呼び捨てするのはつむだけだと思ってたけど、けど、」

「紬、昨日一緒にいたの、姉貴だから彼女なんかいない。」

つむの勘違い?

「洸くんのこと洸ちゃんって、」

「家族は俺のことそーゆーだけ」

洸くん、洸くん。

「ほんとぉ?」

「うん。」