___翌日__________

あーあ、昨日は全然寝れなかったなぁ

そんなこと考えてたら、

朝一番に洸くんに話しかけられた。

「紬、おはよ、1人なんて珍しいね」

おはよう、寝坊して莉乃ちゃんに置いてかれたの、言おうとしたけど、

洸くんに話しかけられて嬉しいはずなのに、

何も言えずに教室に逃げて来ちゃった

「莉乃ちゃん、莉乃ちゃん」

そしたら莉乃ちゃんが目を見開いてつむの方に駆け寄って来てくれた。

「つむ、、おいで」

そう言って両手を広げてつむを抱きしめてくれた。

莉乃ちゃんは何も聞かないでくれた。

その優しさが嬉しくて今まで我慢してた涙が溢れてきた。