【小学4年生】
私は星夜兄と一緒にいつもの公園にきていた




夕暮れ時の公園はいつもは人がいないが今日はなぜか男の子が砂場にいた




ふと男の子が顔を上げてこちらを見たそして、嬉しそうに微笑んでこちらに駆けてきた




?「こんにちは!」




突然話しかけられ私はびっくりして星夜兄の後ろに隠れてしまった



星夜兄は私の頭を撫でニコニコしながらその男の子を見ていた



私「(…きっと誰だこいつとか思ってるんだろうなぁ)」



私は呑気にそんなことを思っていた。何せ私の家族はみんな私に関わってくる人を必ず疑いかかるから…何でか分からないけど…



星夜兄「お前、名前は?」



?「僕、双葉光輝って言うの!!」



…ニコニコニコニコ



私「(なんか、胡散臭い…)」



私がそんなことを思ってたのが分かったのか、突然双葉光輝は笑顔を消した



光輝「君とお兄ちゃん?の名前も教えてよ!」



あの、真顔が嘘だったかの様な完璧な笑顔
私はすぐに何か裏があると確信した。それは星夜兄も同じだったようで、



星夜兄「俺は、星夜だ。」



私「私は星桜って言うの〜」