わたしの太陽


なんでも言い合える仲じゃなかったのかな。



一度考えたらどんどん深く考えちゃって自信をなくす。


急に誘うのが怖くなった。



「………無理だよ誘えない」


私の消えるような小さい声で言った言葉は晴人まで届いてなかった。



「…なんか言った?」



「あっううん。なんでもない。急に呼び出してごめんね!やっぱ大丈夫!」



私はそう言ってその場をあとにした。


誘えなかった。



怖い。



自分だけが仲良いと思ってて、
でも全然そんなことなくて、
なんでも話せる仲だと思ってたのは自分だけで、



情けない。