わたしの太陽


「心羽!おそいよ〜」

理香子がほっぺを膨らまして言う。


「ごめんね。」


「早く食べちゃお!」


そこから私は何も言わず黙々とカレーを食べた。



「「部屋に戻ったら少し休憩してそのあとに肝試し大会だからな〜!男子は好きな女子でも誘っとくんだな〜(笑)」」


先生が叫ぶ。


「心羽、なんかあったでしょ?」



愛弥が小さな声で私に言った


「部屋で聞くから行こっか」


右手で私の手を引き、左手で理香子の手を引いて部屋に向かった。