麗「霧葉」

明日斗「きーちゃん」




同時に名を呼ばれ、見ると2人とも真剣な目。




「何?」




麗「泣くくらいなら、倉庫に、天龍に、戻って、来て」




!!




戻りたい。




凄く。




でも、引退するって書き置きしたし。




明日斗「今、戻りたいって顔だよ」




そう、かな?




でも、




戻りたいけど、何かが引っ掛かる。




今まで会いたくなかった。




会ってしまったら、こういう風になってしまいそうだったから。