そんな勝手な罪滅ぼしの為に、あたしは天龍を引退した。




けれど、どこかの誰かが言ってた気がする。




本当の罪って言うのは、滅ぼす事なんて出来ない。と。




柚「葉、霧葉!」




「え?」




瑞希「やっと気付いた~」




暁斗「どうしたの?らしくない」




「ううん」




春彦「お、どうやら始まったらしいぜ」




え?




理事長室の窓から、グランドが見渡せる。




と、そこには喧嘩が始まっていた。




いや、抗戦が始まっていた。