と言う手紙を書いた。




その後、楠雄からの電話で、勇気と光香共々、




命は取り止めたが、植物状態と言うことを知らされた。




あたしは、光香の大切な時間を、夏目との時間を。




夏目の楽しかったはずの時を、光香との楽しくも甘い時間を。




和樹の強くなろうとして訓練する時間を、仲間と笑い合う時間を、




奪ってしまった。




これがあたしが天龍を引退した理由。