女総長

最悪だ。




俺は急いで教室を出た。




いや、出ようとした。




だが、




明日斗「あ!転校生」




と言われて、体がビクッと震えて、




動かなくなった。




そして、動ける頃には、全員が俺を見ていた。




夏目「パーカーに深く被るフード。似ているな」




秀哉「ですね」




麗「男?」




明日斗「ねぇねぇ、名前は?」




って感じ。




幸い、俺は1番後ろの列。




天龍は1番前の列。




逃げよう。