ほら!



柚だって!




夏目「協力したんだから、ちゃんとやれよ」




と、離れていった夏目。




「何を?」




ちゃんとやれって。




柚「ほら!さっき秀哉に耳元で囁かれたとき、黒笑いだけど顔が近くなったとき、体がさっきみたいに




触れてなくても、ドキッってなったんでしょ?」




「うん」




柚「じゃあ、行ってきて!」




って、あたしの背中をいきなり押した柚。




って、こけるって!




と思ったとき、誰かに支えられた。