『止まれ、河原ハヤタ。』
ビクッ!!!!
頭の中で声がしたと同時に、全身に悪寒が走る。
・・・まさか・・・・
無意識に上を見上げると・・・・・・いた。
『久しぶりだな。』
「死神!」
『死神さんと呼べ。
お前より1800年は長く生きている。』
・・・どうやら都合良く考えすぎたようだな・・・
死神はゆっくりと降りてきて、俺と同じ目線になる。
「命取りにきたんですか?」
『最初に会ったときに言ったであろう。
お前が死ぬ時、私の姿を確認する間もなくお前は逝くとな。』
「それを言うなら、次に俺と会うのは3年後の3月1日じゃなかったんですか?」
『今から説明をする。
それから私との会話では嘘をつかなくていい。
私は死神だからな。』
・・なんの説明だよ・・・
それに・・2度目だけどやっぱりその見た目は怖すぎるよ。



