「ピィーー!!」



・・・・・・・・



・・・・・・・・・・あれ?・・


何ともない。



ひょっとして、最後のご褒美にこの試合が終わるまで生かしてくれるのか・・?





「オ~! バモニ~ッポ~ン!
ニ~ッポ~ン! ニ~ッポ~ン!
バモニ~ッポ~ン!」

「オイ! オイ! オイオイオイオイ!」



観客達の大応援がしっかりと聞こえる。



「・・・サンキュー死神。」


「え?なんて?」

「何も言ってないよ。」