長田が合図をしてくれるまで、俺は図書室に寄らず真っ直ぐ家へ帰った。


ミサキと付き合うようになってから、長期連休を除いてこんなにも会わないのは初めてだな。


もちろんアプリには毎日メッセージが届いていたが、全て無視をした。