第20話 終わりが始まった日










「ハヤタごめんね!お待たせ。」


「悪いな呼び出して。」


「ううん!久しぶりだねハヤタとお弁当食べるの。

もしかして寂しかったの?」


「・・・ああ寂しかったよ。」


「ちょ・・そんな真顔で言わないでよ・・。」



今日はチカに声を掛け、俺が弁当を食べるいつもの場所まで来てもらった。


ミサキと付き合うようになってから、チカは遠慮してここに来なくなったから本当に久しぶりだ。