一旦駅に戻り、コインロッカーに本を預けると、 1年前と同じようにコンビニで花火を買って海へと向かう。 「ハヤタ君。」 「ん?」 ミサキがいつも以上にくっついてきた。 「あの時からずっとこうしたかった。」 「前に海行ったとき?」 「・・うん。」