嘘にまみれたこの生活。 サッカーを捨て、クラスで目立たないように行動して、 ミサキに嘘の気持ちで応えて。 死神さんのことを憎んだ時もあった。 だけど、元はと言えばあの日、俺は車にはねられて死ぬはずだったんだ。 それを死神さんが救ってくれたという見方もできる。 最近はそう思うことのほうが強くなった。 死神さんは・・・・決して悪いものじゃない。