私は君が分からないから

渡り廊下を進んだ先にある違う校舎の最上階。



その突き当りにある教室に入ると、

室内はソファーやら絨毯やら生活感のあるような無いようなものだった。



全体的に白く、突き当り故に他教室より広く、

はっきり言ってここ学校か少し怪しいくらいアレンジされている。



「ここは一応応接室で、隣が裏生徒会室」



智花に続いて室内を進み、別の扉を開ける。

教室は繋がってるらしい。



「あ、蘭はこの件について聞いてますよね?」



「…あぁ」



「良かった〜」



そうして入った大分と生徒会室って感じがした。

…いやマシなだけか?



室内は全体的に黒く、家具も同様。



明かりは窓から入る明かりと、当然室内の灯り。



…そんな室内の中、彼らは居た。



それぞれ違うイスに腰掛けているのは、

智花同様に顔は見たことのないが雰囲気は慣れている3人。



「連れて来ました〜」



智花が微笑みながらそう言い、空いていたソファーに飛び込んだ。

「よいしょ〜」