だけど、2つの学校を毎日行き来するのは大変だと考えた清澄先生。
そう、ここでなんとなく感じる嫌な予感。
的中したのは3秒後だ。
「それでね、うちと桐朋学院が合併することになりました。
それで_______」
重要な部分をさらっと言った宮島先生。
「「「「いやいやいや!え、!!??」」」」
クラスがざわついた。
「冗談ですよね!?」
誰かが発すれば最後。
「え!あの桐朋と!?」
「イケメンばっかりじゃない!」
「いつから合併ですか?」
「クラスはどうなるんですか!?」
クラスをかけめぐる質問の嵐。
質問攻めにあっている宮島先生は苦笑いだったけれど。
