「大げさだな笑笑顔見れて俺はそれだけで十分だよ。」




そう言って私に触れるだけのキスをしてくれた。触れたとこは熱を帯び幸せという言葉では言い表せれないほど特別な時間になった。







私の定期演奏会を見るためにお母さん達は帰ってくる。だから私たち二人で暮らせるのはあと1週間ほど。甘く幸せな同居が終わりを迎える日は刻刻と迫ってきていた。