よくよく見るとそこには変わり果てた司の姿があった。蹴りを入れられるたびにうめき声が静かな学校に響く。




あざを作っていくうちにとうとう親にバレてしまい学校を変えることとなった……






「理菜。これが司の北高での出来事だよ。だから思い出させちゃだめだからね。南はないと願っているけどもしもの事があったら理菜が司のこと守ってあげて。」






なんに考えてるんだろ…司があんなに怒るなんてよっぽどのことってどうして気づかなかったんだろう…謝らなくちゃ。司の支えになりたい。