夏目side




えっ。




「似合ってる」に「ありがと」って返したら、百合がいきなり倒れた。




……………冷やさないと。




そう思い、百合をビーチパラソルの所まで運ぶ事にした。




抱き上げて思う。




変態じゃ無いけど、太ももも肩も柔らかい。




でも、同時に少し熱い。




顔も少し暑いし。




急ごう。




俺は小走りでビーチパラソルの所まで走った。




すると、




パラソルの下で、香久山が座っていた。




「香久山」と呼ぼうとしたとほぼ同時に、香久山はこちらに気付いて振り向いた。




夏目side end