侯爵様のユウウツ 成金令嬢(←たまに毒舌)は秀麗伯爵がお好き?

午後三時 ティータイム
ちなみに食欲が無かったのでお昼は抜きました。

一人ぼっちのお茶は寂しい。
初夜に一人はもっと寂しい。何十、いえ何百倍も。
はぁぁ、後悔先に立たず……。

リードマンは私の顔を見ながら、芝居がかった口調で、
「お寂しそうですねぇ、奥様。そう言えばさっき温室でも、そんな風に寂しそうな顔した人見たな~。ムカつくくらいの男前でした。酔いが醒めて、言い過ぎたと思ってるんじゃないのかな~。あぁ、これ独り言ですよ~」と。

あと先考えずに立ち上がった私に、悪戯っぽく両眉を上げ
「おや、どうされたんですか、奥様?」
その声は、エールのように聞こえました。

「ありがとう」

小さく言って、私は行儀悪く駆け出したのでした。