そしてまた私はあれからお母様に役立たずと言われ続け身体も精神も限界だった

燐「いっそ…もう全て捨ててしまおうかしら……けれど…お母様……」
手足に手錠 身体には切り傷アザ それでもなお少女は加奈を愛していた

今の私は月詠という男…月の神様が自分の事を本当に好きになってくれるまで結婚を待つという話になりまだカルデァル国にいる

お母様はさっさと出ていて欲しかったので
私をいない存在として牢屋に閉じ込めた

燐「……それでもそれでも愛していてくれるよね…?私が悪い子だから嫌いなんだよね…いい子にするから……愛して……」

一筋の涙を流しながら願うように呟く