あぁ…心地いいな…人の悲鳴は……

「やめろ!!何したんだ!俺の大切な人に!!」

人間の男はもう生きていない女性を大切に抱きしめながら私を睨みつける

アリア「何って……感情食べて…魂食べたよ……♪」

今の私の姿は人間姿だ

「!!この化け物!!!返せよ!大切な人を!!…ッ!!」

話している最中に化け物は首を掴み握りしめる

アリア「お主の最後の感情は何味…?魂は美味しいかな…?」

白い妖姿になると……

グサグサグサ!!パクン……

アリア「…なんじゃ…最後まで女の事を考えていたのか…甘いな…魂も美味かった…」

男をぽいと投げ捨て

またフラフラと歩き出す

アリア「何か…面白い事ないかの…」

するとその時

綺麗な女性が何かに逃げるように私の前を走り去る

アリア「?なんじゃ?…あの女…見たことあるような……」

確か昔………夢で……けど人間みたいだしほっといていいか

そんな考え事していたら

また私の前を走り去る 狂気じみた男だ

アリア「やはり きになる 妾も行く」

何かに惹かれ走り出す

希望 光 全てを司る女神と会うのは

あと少し