真っ暗で何も見えない

くらいくらい空間が目の前に続く

アリア「……ここは…？」

空間の中で目を覚ます

すると目の前に

お父さんとお母さんが現る

アリア「！！お父さん！お母さん！」

やっぱり生きていたのね！？

喜びながら駆け寄ろうとするが足が動かない

アリア「！？なんで！？なんで動かないの！？動いてよ！！」

叫びながら進もうとする

お父さんとお母さんは動かない私を見ながら

「貴方のせいで皆死んだわね」

「なぜ封印は解けなかったんだ？お前が弱いからだ」

「「一族皆殺しにした女王様」」

口々に目が虚ろのまま言う

アリア「！やめて…やめてよ！！私が弱いから封印解けなかった！あの時！助けに行けば良かった！！ごめんなさい！ごめんなさい！」

目を閉じ耳も塞ぎ懺悔をしだす

するとアリアのいる下から手が伸びてきて闇に闇に連れて行こうとする

アリア「！助けて！！もういやぁぁぁ！」

叫びながら必死に必死に手を伸ばす

その時

誰かが手を握り引っ張ろうとする

手を握っている子は泣きそうな顔をしながら

？？「私が貴方を救うから…待っていて…私を見つけて……」

下から伸びる手が強さを増し引っ張られ

闇に引きずり込まれていく

手を握っていた子は泣きながら手が離れてしまう

？？「待っていて…！もうすぐもうすぐ…！会えるから…！私が…闇を光に…変えるから…！」

姿は見えなくなる

アリア「…貴方は…誰なの…？？」

闇に溶け込みながら

妖は一つの希望を見つける

あの子をさがなさいと

私の…最後の…光だ……

そこで意識を落とした