突然の告白に驚いた

けど私は妖だし 一族を守らなければいけない
婚約者もいるし……何よりこいつ人間だ

アリア「……すみません 私は付き合うとかはできません 今宵の事は一夜の泡沫の夢と思ってください」

怜「…ごめんな!急にこんなこと言って けどさ

俺らはまたいずれ会えるから 待っていてね?」

ニコと笑いながら言うが何故か知らないが

背筋が冷たくなった

アリア「…もう会えないですよ それでは!」

怜の返事を聞く前にバタバタと走り去る

アリアが走り去った後

怜「…クスクス あはは…今回の妖の女王様気に入っちゃた♪俺の物にしちゃおう♪いいよね?ゲーム盛り上がるから ねぇ?エリシア」

エリシア「なんだ 気づいていたのか リアを闇側にするのか?なら俺はもう一人のプレイヤーを光にしてくるぞ

くれぐれも深い絶望を植えつけろ?

なんなら一族皆消してしまえよ ゲームは盛り上がるぞ」

ニヤニヤ笑いながら姿を現わす

怜「うん♪一族皆消すか♪あの一族は殺せないから消すしかないもんね〜じゃあ準備してくる♪」

スキップしながらその場を立ち去る

エリシア「さぁ 闇と光の準備はもうすぐ出来上がる…次こそ光を消し…リアを…神に戻せる…愛しているよ 俺だけの俺だけの

終わりの神様…いや…破滅の女神様」

一つの純粋な愛は他の人を巻き込みながら闇に変わっていく

アリアの破滅の音はすぐ近くまで近づいている