必死に必死に手を伸ばす

助けて助けて 私はまだ生きたい

真実の愛を知りたい

けどもう息が続かない 身体の力がなくなっていく

私は もう終わりですか?

そんな事を考えながら意識を手放そうとした時

ーまだ諦めたらダメ!!!ー

頭の中に声が響き誰かに手を握られ引きずられて冷たい水の中から出る

水から出た私を誰かが抱きしめているの

燐「ゲホ…ゲホ…だ…だれ……」

まずい 先ほどの影響で…また意識が…身体の力が……

??「…私は

黒木アリア 色使いの妖 もう大丈夫

私が助けてあげるから」

意識が薄れていく中私が見たのは

優しく笑う白く輝く綺麗な女性だった

綺麗だな……まるで……神様みたい……

息がうまくできない……

最後に…神様が迎えに来たの?

そう思いながら私は死ぬ覚悟をしながら

初めての冷たいけど暖かい温もりを感じながら

意識を手放した