私はジーと記憶が映る不思議なシャボン玉みたいなものを見ていた

燐「……私は何千万回 輪廻転生しているのか気になるぐらいな量ですね」

記憶が戻るたびに口調も昔の落ち着いた敬語に戻って行き止まっていた容姿も動き出し今では19歳になっていた

そう私は牢屋にいて満足な食事もしてなく日に当たらない生活をしていた為成長が止まっていたのだ

今の私の姿は髪の毛が足まで長くなり下ツインテはしておらずラムネ色の瞳も薄水色の透明感のある瞳になり
簡単に言えば可愛いらしい少女が綺麗な女性に変わっていた

燐「…で私の能力は氷 空間移動 能力乗っ取り 女神の力もあったのですね…」

今更ながら私は女神だと実感した チート能力やばすぎる

そんな風にボーと眺めていたら

エリシア「どうだい？燐 今の君は

8150万回目の月華燐なんだよ」

後ろから急に現れ私の記憶の中に現れた

燐「…ねぇ最後私はなんで…愛したかった人 愛している人に殺される運命なの？」