眠りについている少女の意識は別の空間にいた

燐「……ここどこ…??私は確か…お母様に………」

そこまで言葉を言うと涙が出てきた

私は何の為に生まれたのか 愛されたいなどの想いが心の中でぐちゃぐちゃになって……

燐「…愛されたかったな…さ…み…しいよ…」
涙が次々と溢れてくる

すると

??「そんなに泣かないでおくれ 全てを司る女神 〝月華 燐〟…」

空間に一人の男が現れた

燐「!!だ…誰…私は…葛木燐…運命を司る女神だよ……また私をいじめるの…?殺すの…?もう嫌だ…!!」

ガタガタ震えながら涙を流す

先ほどの出来事で私は人に恐怖心を持つようになってしまったようだ

??「……大丈夫 この私は君をいじめない…傷つけないから 安心しておくれ 私の名は 始まりの神 エリシアだ」

彼は私を抱きしめながらいい涙を拭う

燐「始まりの神様…??エリシア様…」

エリシア「そうだよ 燐 君の今までを教えて能力を戻しにきてあげたよ すまなかった 遅くなって こんな結末になるとは思わなかったんだ!」

彼は私に懺悔する様にいい顔に触れながら呪文を唱え出した

燐「ッ……!!」

あまりの情報に頭が付いて行かず倒れ込んでしまう

エリシア「大丈夫 今はゆっくりと君の今までの人生を見つめるといい……今はおやすみ」

また私は空間の中で意識を手放し長い長い夢を見た