無事自室へと辿り着くと、

私は独り泣き続けた。

本当は泣きたくなんてなかった。

孤独であることを認めることになると思ったから。

でももう耐えられなかった。

私は子供みたいにわんわん泣いた。

どれだけ泣いても涙が枯れることはなかった。