君を俺の色で染めさせて。

翔子はメガネをかけ、パッチンピンを外し、本を持って屋上のドアを開けた。

俺は翔子を手を振って見送り、
それに気づいた翔子がドアを閉める
寸前に小さく手を振り返してくれたのを見届け、

屋上に倒れ込んだ。