本を読んでいて眠くなって寝てしまったのか、開かれたままの本が翔子の足の近くに置かれている。 「!?!?」 誰も居ないと思って来た屋上に翔子が寝ていることに驚いた俺は、叫びそうになって咄嗟に自分の口を抑えた。 そして音を出さないようにそーっと眠っている翔子に近づく。